HTMLの中でも、リンクと画像は最初に必ず使う2つです。どちらもタグ自体は短いのですが、中身の属性を間違えると静かに失敗します。エラーが出ないので、気づきにくいのがやっかいなところです。

リンク:a要素

リンクの基本形
<a href="about.html">運営者について</a>

<!-- 別のサイトへ。別タブで開くなら target と rel をセットで -->
<a href="https://example.com" target="_blank" rel="noopener">外部サイト</a>
  • href … リンク先。これが無いと、ただの文字として表示される
  • target="_blank" … 別タブで開く。付けるときは rel="noopener" もセットで書く
  • リンクの文字は「こちら」ではなく、行き先が分かる言葉にする(読み上げ環境でも意味が通る)

画像:img要素

画像の基本形
<img src="images/cat.jpg" alt="窓辺で丸くなっている茶トラの猫" width="600" height="400" />
  • src … 画像ファイルの場所。ここが1文字でも違うと表示されない
  • alt … 画像の内容を説明する文字。読み上げ環境で使われ、画像が出ないときにも表示される
  • width / height … 元の画像の寸法。書いておくと、読み込み中にレイアウトががくつかない

画像が出ないとき、画面はこう見える

src が間違っていると、ブラウザは代わりに alt の文字を表示します。下のデモの1つ目がその状態です。壊れた表示を一度見ておくと、実際に遭遇したときすぐ気づけます。

CODE出ない画像と、出る画像コードを書き換えると、すぐ下で動きます

1つ目は src が存在しないファイルを指しています。alt の文字を書き換えると、表示される文言も変わります。

つまずきの原因はだいたいこの3つ

  • パスの書き間違い(images と image、ハイフンとアンダースコアなど)
  • 拡張子の食い違い(.jpg のつもりが実ファイルは .jpeg や .png)
  • 大文字小文字の違い(自分のパソコンでは表示できても、公開したサーバーでは出ないことがある)

3つ目は特に見落としがちです。手元のWindowsやMacでは大文字小文字を区別しないのに、公開先のサーバーは区別する、という食い違いで起きます。ファイル名はすべて小文字で統一しておくのが安全です。